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2012
12.05

ナイル川とシリウス

Category: 未分類
韓国のTV番組で、地図の歴史についての特番があった。家族が見つけて教えてくれた。
その第一回目が「月の山」。ナイル川の上流にあると言う。
プトレマイオスの地図に載っているのだそうだ。
これは見なくては。

エジプトの神話を読んだ。
ナイル川の氾濫は農地を肥沃にし、運河を広げ、物流が盛んになる。
だから古代エジプトの暦は、洪水の期間と、農耕の期間と、乾季に別けられた。
一週間は10日、一ヶ月は3週間。一季節は4月。一年は3季節。
360日に5日お祭りを加えて一年なんだそうだ。

ナイル川の氾濫が一年の節目で、元日なんだそうだ。
それを知らせるのがシリウス。
おおいぬ座のアルファ星シリウスは太陽を除くと、全天で一番明るい星だ。

夜明け前の東の空にシリウスが上がると川の氾濫が始まる。
分かりやすいなあ。
現在なら、太陽が、かに座から出てしし座に入った頃だ。
八月の朝、明るみ始めた空の地平線近くに、巨大なシリウスが上がってくる。
眩しい巨星は暁の光にも負けないのだ。

だから、一年の初めはシリウスの上がってくる時期でわかる。
一年が365日あることも、シリウスが夜明けに昇ってくることでわかる。
これがシリウスという星の信仰の始めなのだろうと思う。
後にシリウス信仰が他国に伝わっても、
ナイル川の氾濫がない地域では、その意味は失われている。
ただ、シリウスが美しいと思うだけだ。
天文観測が失われて星占いが残ったようなものだ。
でもシリウスを特別視することの中には、
それがエジプト由来であるという記憶が残っている。
文化の伝承はどこまでも奥深いんだなあと思う。



http://kamekokishi.web.fc2.com/index.html 鎌倉、まぼろしの風景
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コメント
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
就活の送付状dot 2013.06.26 01:10 | 編集
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