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2013
02.08

長岡京に消された古山陰道と星

Category: 未分類
「地形図に歴史を読む」という本がある。藤岡謙ニ郎 編 昭和47年 大明堂から発行されている。その第四集の6が「長岡京と古道」だ。784年から十年間、平安京と同じ規模の長岡京があった。
その図に北西から南東へ、赤い破線が引かれている。宇治川を横切るあたりは実線になっていて、古道と重なるところもある。これは古山陰道の痕跡であると書かれていた。
長岡京ができる前に、奈良に都があった頃の道が、長岡京の建設で消えってしまった。
だから長岡京の北西と南東にしか直線堂が残っていない。という結論だ。
この破線で描かれた、長岡京の中の失われた道の角度が153度。驚きだ。

ベガが南中した時のわし座のアルタイルの位置は、時代によって違う。
江戸時代や現在は143度。江戸時代に隆盛を迎えた神社の参道は143度になっていたりする。
それが万葉集の頃は、153度にアルタイルが上がっている。
この頃までにできた道は153度の直線道になる。
この本に書かれている古山陰道は、時代もちょうど合致する。

アルタイルが東から昇ってきて、直線道の先に高く上がっている。
その瞬間が、こと座のベガが南中した時だ。
道を作ることが街道を作ることではなかった時代の名残があるのだと思う。
その頃、公費で作った道は通過するためのものではなく、見晴らすための天文台の付属品だ。
より効率よく設置された省力型のストーンサークルだ。

地図を見て、時代の経過を知る。「地形図に歴史を読む」は興味深い本だ。
でもそこに、星を入れた景観をデザインすることは書かれていない。
歴史と地理に天文の知識が入っていたら、もっと面白いだろうと思う。

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